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長岡から、世界へ。

磨いて創る新たな価値

「ウェットブラスト工法」。日常生活の中ではあまり聞きなじみのない言葉だが、自動車や航空機など、今や私たちの生活になくてはならない物にこの技術が生かされている。日本はもとより、世界の市場でも一層需要を高めるウェットブラストを武器に、日々成長を続けるのがマコー株式会社だ。

​長岡市石動町【マコー株式会社】

世界に誇る技術力を武器に躍進

 創業は1983年。現会長·松原亨さんの個人事業として始まった設計事務所は、今や100人超のスタッフを抱える先進メーカーへと成長を果たした。今日に至るまでの同社の発展を語る上で欠かすことができないのは、ウェットブラストという技術だ。そもそもウェットブラストは、主に表面加工に使用される技術のこと。水と研磨材をエアーの力で高速噴射することで、対象物を加工·洗浄する工法で、あらゆる工業製品などにこの技術が生かされている。例えば、自動車の防振ゴム金具や航空機のタービンブレードの表面処理、さらにディスプレイガラスの微細表面粗化など、その用途は多岐にわたる。同社は、それらの表面加工や洗浄を請け負うのではなく、36年の歴史の中で培ってきたノウハウを生かし、各用途に応じた装置の設計·製造を行っている。その高い技術力から生まれる高精度の装置は、日本はもちろんのこと、世界各国でもシェアを広げているのだ。

社屋に併設された工場には、協力会社で組み立てられた装置が運び込まれる。点検やテスト運転、調整などを行い、顧客に納品できる状態に仕上げていく。

無限に広がるウェットブラストの可能性

「マコーはウェットブラスト一筋でここまできました」。そう力強く語るのは、代表取締役社長の松原幸人さん。兄である現会長·亨さんとともに、黎明期より同社を支え続けてきた。設計請負業からスタートした同社は、その強みを生かして顧客のニーズ·要望に合わせたオーダーメイドの装置開発を軸に事業を拡大。現在では長岡本社のほか、三重県、アメリカ·オハイオ州にも支店や営業拠点を構えるまでになった。「お客さまの要望を形にすることで、私たちは成長してきました。オーダーに応えるべく技術開発を行い、今までできなかったことを可能にするのが、この仕事の醍醐味だと思います」。これまでに、卓上型から10メートルを超える大型設備まで、2,000台以上の装置を製造。自動車や工具、半導体分野を中心に、約1,000の事業所への納入実績を誇る。

 ウェットブラストを構成する物理要素は水·研磨材·空気の3つ。「シンプルだからこそ奥が深く、まだまだ応用·発展のポテンシャルを秘めています」と、松原社長は熱を込める。使用する液体、研磨材、気体を変えれば、得られる効果は大きく変わるため、今後あらゆる分野、製品に応用できる可能性が眠っているという。

​会社のトップとして采配を振るう一方で、いまだに現場に立ち図面を引こともあるという松原社長。技術者としての経験が、現在に生きている。

“技術”というバトンを未来へつなぐ

 同社の事業の軸となる部門が、ウェットブラストの装置設計を行う技術部設計課。設計と一口に言っても、装置の図面を引くばかりが仕事ではない。「お客様の要望を聞き設計を行うのはもちろん、組み立て検査、テスト運転時の調整や納入立ち合い検査、場合によってはアフターフォローを行うこともあります」と、和田純也さん。受注から出荷までのトータルプロデューサーとも呼べる役割を担う重要なセクションゆえに、仕事のやりがいはとても大きいという。「自分が書いた設計図が形になっていくのは、本当に面白いですよ。新規性の高い装置や大型のものならなおさら、出来上がった時の達成感も大きいです」と、目を輝かせながら話す和田さんだが、もともと学生時代の専攻はシステム·プログラミング。入社当初は、専門性の高い業務内容に戸惑いもあったというが、先輩社員から技術指導を受けながら仕事を覚えていった。「マコーは教育制度が整えられているので、きっと経験が無くても安心して働くことができると思います。各種研修のほかに、資格取得へのサポートもあるのでキャリア形成を図りやすいのも特長です」。そんな和田さんも現在は教える立場として、後輩の教育や指導にあたる。「自分が先輩たちにしてもらったように、マコーが培ってきたノウハウや技術をしっかり後輩たちにつないでいきたいです」と優しく笑う。

同社には「磨創人プログラム」という教育メソッドがあり、社員にはそれに沿って丁寧な社員教育が施される。ほぼ全ての部署がワンフロアにあるオフィスで、コミュニケーションが図りやすいオープンな雰囲気も魅力。

世界水準のものづくりを長岡の地で

「地元長岡に根差しながら、ものづくりの分野で世界市場を相手に勝負しているところにひかれました」と、入社のきっかけを教えてくれたのは、製造部製造技術課で働く原田豪さん。同課の主たる業務は、組み立てから引き渡し、納入後の動作確認や取り扱い教育など。「お客さまに扱い方をレクチャーすることが仕事ですので、装置のことを深く理解している必要があります。また、納品後にトラブルが発生すれば、その場で調整や修理を行うこともあるので、マルチな知識や技術が必要とされます」。同社では、各部署から選出された複数の社員がチームとなって1つの案件に対応する。これにより、互いにフォローし合うことができ、さらにセクションを超えた知識や経験が養われるという。「過去にはタイやポーランドへ装置の引き渡しに行ったことがあります。そうした出張では、世界規模でビジネスをしている実感がわきます」と、原田さん。アメリカに営業拠点を設けるなど、常に世界を見ながら事業を拡張してきた同社には、海外留学の制度が設けられている。半年間現地の学校で語学などを学び、修了後に会社へ復帰する。この制度を利用して英語を習得した社員たちが、現在海外事業の分野で活躍しているという。

現在、原田さんは年間で10回ほど国内外を出張で飛び回る。長い時には10日以上現地に滞在し、納入からフォローまで一手に行っている。一方で、オフの日には趣味のバイクでレースに参戦するなど、プライベートも充実しているという。

女性の視点で働きやすい職場を作る

 同社の男女比はおよそ5:1。男性の多い職場だといえるが、いきいきと活躍する女性も少なくない。総務部総務·経理課の小倉麗さんもその一人。開発部で現場経験を積んだのち同課に配属となり、社員の働きやすい労務環境の改善に取り組んでいる。「当社には、チャレンジする人を応援する風土があります。私も、現在の部署でさまざまなことに挑戦させてもらえています」。社員が昼食などで使えるラウンジの改装、社員同士でいいところや感謝の言葉をメモに書いて渡し合う「磨心(まこころ)カード」の導入など、女性ならではの視点で多彩な取り組みを主導。「130人ほどの規模の会社ということもあり、フットワークが軽く風通しがいい。やりたいことや挑戦したいことがあれば社長に直接かけあえます。私もまだまだやりたいことがたくさんあります。これからも働きやすい環境を作っていきたいです」と、明るく未来を語る。そんな小倉さんをはじめとする社員たちの主体的な取り組みが奏功し、過去3年の新卒社員定着率100パーセント、産休·育休取得後の復職率100パーセントといった具合に、優れた労働環境の証明が数字となって表れている。

2年に1回行われる社員旅行や、社員とその家族に向けた感謝イベント「磨創人まつり」など、工夫を凝らした行事の数々も、社員のモチベーション維持につながっている。

一人ひとりの力がマコーを作る

 社屋の入り口に大きく掲げられた「磨創人」の書。‟人を磨き、人を創る”という意味が込められたこの言葉通り、同社は仕事を通して人材の育成に力を入れる。「私たちは社員を大切な財産と捉えています。一人ひとりの持つ技術や知識の集積が組織の力となり、マコーという会社を形作っています」と松原社長。緻密に組まれた教育制度を設けること、福利厚生を充実させることなどの取り組みから、快適に働ける環境を用意し、社員の成長を促す。そうした会社の思いに応えるように、それぞれが皆、自信と誇りを持って仕事に向き合っているのだ。「チャレンジ精神があり、常に前を向いて行動できる人。そんな人が、当社で活躍できる人だと思います。技術的なことは、入社後にいくらでも学ぶことができます。ウェットブラストに少しでも興味があれば、まずは門をたたいてください」。

 長岡から、世界を見据える。グローバルニッチトップを目指すマコー株式会社は、今後もウェットブラストとともに成長を続ける。

「素直な人、前向きな人、メンタルが強い人。これが当社が求める人物像です」と、松原社長。もちろん技術や知識も大切だが、同社が重きを置くのは人柄や姿勢。しっかりと求職者の内面と向き合って採用活動を行っているという。

​DATA
​マコー 株式会社

940-2032 長岡市石動町字金輪524

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